Uber Eatsの配達後、注文者から「商品が足りない」と連絡が来ることがあります。
このとき、すぐに店舗へ戻ったり、自腹で弁償したりする必要はありません。まずバッグや車両内を確認し、商品が手元に残っているかで対応を分けます。
この記事では、2026年8月10日時点のUber公式情報をもとに、商品不足を指摘されたときの確認順、注文者への伝え方、サポートへの連絡方法を解説します。
結論|商品が手元に残っているかで対応を分ける
| 状況 | 配達員が行うこと |
|---|---|
| バッグや車両内に商品が残っている | 注文番号を確認し、配達中の注文画面からUberサポートへ報告する |
| 商品が手元にない | 原因を断定せず、注文者に注文履歴からサポートへ問い合わせてもらう |
| 店舗を出る前に不足へ気づいた | 密封袋を開けず、店舗スタッフへ確認する |
| 配達途中に店舗から連絡が来た | 安全な場所で内容を確認し、店舗またはサポートの案内に従う |
| ダブル配達の取り違えが疑われる | 2件の注文番号と手元の商品を確認し、独断で交換せずサポートへ連絡する |
Uber公式は、配達中に「商品を渡し忘れた」場合をチャットサポートの対象として案内しています。一方、注文者側には、不足商品を注文履歴から申告する窓口が用意されています。
不足の原因や返金の可否を配達員が決めることはできません。事実を確認し、必要な窓口へつなぐのが基本です。
商品が足りないと言われたら最初に確認すること
バッグや車両内に商品が残っていないか確認する
注文者から連絡を受けたら、安全な場所に停車して次の場所を確認します。
- 配達バッグの中と底
- 保温・保冷バッグの仕切りの間
- ドリンクホルダー
- 自転車やバイクのリアボックス
- 車両の足元や座席
- ダブル配達でもう1件の商品
走行中に電話やメッセージを確認してはいけません。商品が残っていた場合は、該当する注文番号を確認し、勝手に届け直さずサポートへ連絡します。
何が足りないのか確認する
「商品が足りない」だけでは状況を判断できません。注文者には、不足している商品名や袋の数を確認します。
ご連絡ありがとうございます。バッグ内を確認しますので、足りない商品名を教えていただけますか。
ドリンク、サイドメニュー、別袋の商品は見落としが起きやすい部分です。ただし、注文者の申告だけで店舗または配達員のミスと決めつけないでください。
注文番号と袋の数を照合する
ダブル配達では、注文番号や袋を取り違えていないか確認します。店舗が袋へ注文番号や「1/2・2/2」などを記載している場合は、その表示も照合してください。
密封された袋は、中身を確かめるために開封しません。中身の確認が必要な場合は、店舗またはUberサポートへ相談します。
配達完了前に商品不足が分かった場合
店舗を出る前ならスタッフへ確認する
受け取り時に袋やドリンクが足りないと気づいた場合は、配達開始前に店舗スタッフへ確認します。
- 注文番号が一致しているか
- 袋は全部で何個か
- ドリンクやデザートが別渡しか
- カトラリーや付属品が必要か
店舗が密封した袋を配達員の判断で開ける必要はありません。袋の数と注文番号を声に出して確認すると、受け取り忘れを防ぎやすくなります。
配達途中に店舗から連絡が来たら案内を確認する
店舗から「商品を渡し忘れた」と連絡が来た場合は、安全な場所へ停車して内容を確認します。
店舗へ戻るよう案内された場合でも、距離や配達状況によって対応できないことがあります。自分だけで判断せず、進行中の注文画面からサポートへ相談してください。
配達先で指摘されたら手元を確認する
手渡しの場で不足を指摘された場合は、まずバッグや車両内を確認します。
商品が残っていれば、その場で注文番号が一致していることを確認して渡します。商品がなければ、その場で返金や再配達を約束せず、注文者にUber Eatsアプリの注文履歴から問い合わせてもらいます。
商品が破損・液漏れしている場合は、不足とは対応が異なります。詳しくはUber Eatsで商品を破損・こぼしたときの対処法を確認してください。
配達完了後に商品が足りないと連絡が来た場合
Uber公式によると、注文者は配達完了後15分間、注文履歴から配達パートナーへ連絡できる場合があります。そのため、次の配達へ向かった後に電話やメッセージが届くこともあります。
商品がバッグに残っている場合
商品が手元に残っていても、注文者の住所へ独断で戻らないでください。配達中の問題としてUberサポートへ連絡し、次の情報を伝えます。
- 該当する注文番号
- 手元に残っている商品
- 注文者から連絡が来た時刻
- 現在地と次の配達の有無
- 商品の状態
Uber公式は「商品を渡し忘れた」を配達中のチャットサポート対象として案内しています。画面の項目名は変更される場合があるため、進行中の注文画面で最も近いヘルプ項目を選んでください。
Uber Eatsサポートへの問い合わせ方法では、配達中・配達後の連絡経路を詳しく解説しています。
商品が手元にない場合
バッグや車両内に商品がなければ、店舗の入れ忘れ、受け取り漏れ、袋の取り違えなど複数の可能性があります。
配達員が原因を断定する必要はありません。注文者には、Uber Eatsアプリの「注文」から該当注文を選び、「お問い合わせ」で不足商品を申告してもらいます。
バッグと車両内を確認しましたが、商品は残っていませんでした。お手数ですが、Uber Eatsアプリの注文履歴から該当注文を開き、不足している商品についてサポートへお問い合わせください。
Uber公式は、不足または間違いのある商品について、交換はできないものの返金対象となる場合があると案内しています。返金されるか、いくら返金されるかはサポートの判断であり、配達員から保証はできません。
ダブル配達で取り違えた可能性がある場合
2件同時配達で取り違えが疑われる場合は、両方の注文番号、袋の表示、手元の商品を確認します。
別の注文者へ連絡して商品の交換を頼んだり、受け渡し済みの商品を回収したりしないでください。衛生面と個人情報の問題があるため、サポートへ状況を報告して案内に従います。
注文者への伝え方
注文者には、謝意を示しながら確認できた事実だけを伝えます。
確認中の返信例
ご連絡ありがとうございます。安全な場所に停車してバッグと車両内を確認します。足りない商品名を教えていただけますか。
商品が手元になかった場合の返信例
確認しましたが、手元に商品は残っていませんでした。返金などの対応はサポートでの確認となるため、注文履歴の「お問い合わせ」から不足商品をご申告ください。
「店舗のミスです」「自分には責任がありません」と断定すると、状況を悪化させる可能性があります。短く事実を伝え、返金判断はサポートへ委ねます。
商品不足でやってはいけないこと
| やってはいけないこと | 理由 |
|---|---|
| 自腹で返金・弁償する | 正式な返金処理にならず、二重補償になる可能性がある |
| 返金や再配達を約束する | 可否はUberサポートが状況を確認して判断する |
| 注文者の依頼だけで店舗へ戻る | 次の配達や報酬へ影響し、正式な案内も残らない |
| 密封袋を開ける | 衛生面の問題があり、中身の確認は店舗が行う |
| 店舗または注文者を責める | 原因が確定していない段階ではトラブルにつながる |
| 別の注文者から商品を回収する | 個人情報と衛生面の問題がある |
| 商品を届け直してから配達完了を操作する | アプリ上の進行と実際の行動がずれる可能性がある |
次の配達が入っている場合も、自己判断でキャンセルせずサポートへ現在の状況を伝えてください。
商品不足を防ぐために受け取り時に確認すること
袋の中身までは確認できませんが、受け取り漏れは次の方法で減らせます。
- 注文番号を店舗スタッフと照合する
- 袋が全部で何個あるか確認する
- ドリンクやデザートが別渡しか聞く
- ダブル配達は注文ごとにバッグ内を分ける
- 店舗を出る前にドリンクホルダーとカウンターを見る
- 配達前に注文番号と袋の表示をもう一度照合する
Uber公式も店舗向けに、袋への注文番号の記載、複数袋の番号付け、受け渡し時の再確認を推奨しています。配達員側も袋の数と注文番号を確認すると、取り違えを防ぎやすくなります。
よくある質問(FAQ)
Q.商品が足りない場合、店舗へ取りに戻る必要はありますか?
A.注文者から言われただけで戻る必要はありません。商品が手元に残っている場合や店舗から連絡が来た場合は、Uberサポートへ報告し、表示された案内に従ってください。
Q.注文者へ返金すると伝えてもよいですか?
A.返金の可否や金額はサポートが判断します。「返金対象となる場合がある」と案内し、確約はしないでください。
Q.密封された袋の中身を確認してもよいですか?
A.配達員の判断で開封しません。受け取り時に袋の数や注文番号を確認し、中身については店舗スタッフへ確認します。
Q.バッグに商品が残っていたら、そのまま届けてもよいですか?
A.独断で戻らず、先にUberサポートへ報告してください。現在の配達状況や商品の状態を伝え、案内に従います。
Q.商品不足で配達員の評価は下がりますか?
A.注文者が評価を付ける可能性はありますが、不足の申告だけで必ず評価やアカウントへ影響するとは確認できません。確認した事実とサポートとのやり取りを残しておきましょう。
まとめ
商品が足りないと言われたら、まずバッグ、車両内、注文番号を確認します。商品が残っている場合はサポートへ報告し、手元にない場合は注文者に注文履歴から不足商品を申告してもらいます。
配達員が自腹で弁償したり、返金や再配達を約束したりする必要はありません。密封袋を開けず、原因を決めつけず、確認できた事実だけを伝えることが大切です。



