Uber EatsとRocket Nowは、同じ時間働いても稼ぎ方が異なります。公開されている同条件検証では、Uber Eatsは配達件数、Rocket Nowは1件単価と総売上で上回った例があります。
ただし、1回の結果だけで「必ずRocket Nowの方が稼げる」とは判断できません。エリア、曜日、時間帯、天候、車両、ミッションによって結果は変わります。
この記事では、両社の公式報酬体系と2026年に公開された同条件の稼働データをもとに、報酬・件数・対応エリア・入金を比較します。自分の地域で再現できる比較方法も紹介します。
※本記事は2026年8月12日時点の情報です。報酬制度、追加報酬、対応エリア、アプリ表示は変更される場合があります。
結論|単価はRocket Now、件数と安定性はUber Eatsが有利になりやすい
先に傾向をまとめます。
- 1件単価を重視するならRocket Now
- 注文のつながりと完了件数を重視するならUber Eats
- Rocket Nowのミッションがある日は売上が伸びやすい
- Rocket Nowの注文が少ない地域ではUber Eatsが有利
- 最終判断は、同じ条件でオンライン時間全体の利益を比べる
| 比較項目 | Uber Eats | Rocket Now |
|---|---|---|
| 報酬 | 予定時間、件数、交通、需給などから算出 | 基本料金+マルチ配達料金+追加料金 |
| 公開検証の傾向 | 件数が多い | 1件単価・総売上が高い例あり |
| 追加報酬 | クエスト、プロモーション、チップなど | ミッション、イベント、距離・難易度等の追加料金 |
| 対応地域 | Rocket Nowより広い | 2026年8月時点で17都道府県の一部地域 |
| 精算 | 週ごとの自動入金。現金化機能あり | 水曜〜火曜分を火曜から3営業日後に支払い |
| 向いている人 | 注文を途切れにくく取りたい人 | 少ない件数でも単価を重視したい人 |
Rocket Nowが自分の地域で利用できるかは、Rocket Now配達員の対応エリアで確認してください。
Uber EatsとRocket Nowの報酬体系を比較
Uber Eatsは予定時間・交通・需給などから算出
Uber Eats公式では、配達リクエストを受ける前に次の情報を表示すると案内しています。
- 確実に受け取れる最低獲得金額(予定配送料)
- 店舗の名前と場所
- 配達完了までの推定時間
- 商品の受取場所と引渡場所
報酬は、配達予定時間、受取先・配達先の数、交通状況、店舗待ち、注文量、稼働中の配達員数などを総合して算出されます。チップは予定配送料へ含まれず、配達後に加算されます。
金額と推定時間を受諾前に見られるため、簡易的な時間単価を判断しやすい仕組みです。ただし、表示時間は推定であり、建物への入館や配達後の戻り時間までは保証されません。
Rocket Nowは基本料金+マルチ配達料金+追加料金
Rocket Now公式規約では、報酬を次の3つで構成すると定めています。
- 基本料金
- マルチ配達料金(対象の場合)
- 追加料金(対象の場合)
基本料金には受注量、配達可能なドライバー数、天候、地域別のリアルタイム状況などが反映されます。追加料金は、受注難易度、距離、ミッション、イベント、プロモーションなどを考慮して算定されます。
全国一律の固定単価ではありません。詳しい内訳と振込日は、Rocket Now配達員の報酬はいくら?をご覧ください。
同条件の公開検証ではRocket Nowが売上で上回った例がある
2026年に公開された比較検証のうち、条件と数字を確認できる2例を整理します。
東京・上野で2時間比較した例
土曜日の11〜13時、同じ上野エリア、同じタイプのバイクで2人が同時に稼働した検証です。
| 項目 | Uber Eats | Rocket Now |
|---|---|---|
| 稼働時間 | 2時間 | 2時間 |
| 完了件数 | 6件 | 公開記事では総件数の明記なし |
| 総売上 | 4,703円 | 6,398円 |
| 売上時給 | 約2,352円 | 約3,199円 |
Uber Eatsは開始直後から注文が入り、6件を完了しました。Rocket Nowは鳴らない時間があった一方、1,207円の案件や2,350円のダブル案件が売上を押し上げています。
両方ともクエスト・ミッション込みの結果です。Rocket Nowは約1,700円上回りましたが、高額案件の影響が大きく、毎回再現できる数字ではありません。
5時間30分比較した公開データ
別の公開稼働データでは、同じ5時間30分で次の結果でした。
| 項目 | Uber Eats | Rocket Now |
|---|---|---|
| 完了件数 | 18件 | 13件 |
| 総売上 | 9,920円 | 11,187円 |
| 1件平均 | 551円 | 860円 |
| 売上時給 | 約1,804円 | 約2,034円 |
この例でもRocket Nowは少ない件数で総売上を上回り、Uber Eatsは5件多く完了しています。
ただし、公開者の個別稼働であり、公式平均ではありません。追加報酬の条件や案件選びも結果に影響します。
公開データから分かる傾向
Rocket Nowは1件単価で上回る場合がある
2つの検証では、Rocket Nowが総売上で勝っています。特に高単価案件やミッションがある日は、少ない件数でも売上を伸ばせる可能性があります。
一方、単価が高くても注文待ちが長ければ時給は下がります。最高単価ではなく、オンライン時間全体の平均で判断してください。
Uber Eatsは配達件数を積みやすい
公開検証では、Uber Eatsの方が注文が安定して入り、件数を積みやすい傾向が見られました。単価が低くても短距離案件を連続して完了できれば、1時間の売上で逆転します。
ただし、注文数は地域と時間で変わります。全国のエリア別平均件数は公式に公表されていません。
「どっちが稼げるか」は4つの数字で判断する
比較するときは次を計算します。
1件平均報酬=総報酬÷完了件数
1時間の完了件数=完了件数÷オンライン時間
売上時給=総報酬÷オンライン時間
概算利益時給=(総報酬-変動費)÷オンライン時間
配達中の時間だけで割らず、注文待ちを含むオンライン時間を使います。バイクや軽自動車の場合は燃料代と駐車費、自転車でも車両維持費と充電代などを記録します。
追加報酬を分けて記録する
Uber Eatsのクエストやチップ、Rocket Nowのミッションは、通常報酬と分けます。
追加報酬込みの売上は実際の収入ですが、毎週同じ条件で出るとは限りません。「通常報酬だけ」と「追加報酬込み」の両方を比較すると、再現性が分かります。
働きやすさを比較
| 項目 | Uber Eats | Rocket Now |
|---|---|---|
| 契約 | 業務委託 | 業務委託 |
| シフト | 原則なし | 原則なし |
| 受諾前 | 予定報酬、推定時間、店舗・届け先を表示 | 概算報酬などをアプリへ表示 |
| 現金注文 | 対応あり | 公式案内ではなし |
| 注文の選択 | リクエストごとに判断 | 自動割当・待機中注文などから判断 |
| 入金 | 週次。条件により早期現金化 | 原則週次 |
| エリア | 全国の多くの都市 | 17都道府県の一部地域 |
対応エリアの広さはUber Eats
Uber EatsはRocket Nowより対応地域が広く、Rocket Nowが未対応の地域では比較自体ができません。地方や郊外では、まず両方が稼働可能か確認する必要があります。
現金を扱いたくないならRocket Now
Rocket Now公式は現金注文がないと案内しています。お釣りや現金精算を避けたい人には分かりやすい特徴です。
入金は両方とも週単位
Uber Eatsは売上が週ごとに自動送金され、条件により早期の現金化も可能です。Rocket Nowは水曜日〜翌週火曜日の配達を集計し、火曜日から3営業日後に支払います。
向いている人をタイプ別に比較
Uber Eatsが向いている人
- 注文の連続性を重視する
- 件数を積んでクエスト達成を狙う
- Rocket Nowの対象外地域で稼働する
- 受諾前に推定時間を見て選びたい
- 長時間の安定稼働を優先する
Rocket Nowが向いている人
- 1件単価を重視する
- 対応エリアの中心部で稼働できる
- ミッション対象日に集中して働ける
- 現金注文を扱いたくない
- 少ない件数で効率を上げたい
自分の地域で同条件比較する方法
タイトルどおりの比較をするには、条件をそろえます。
- 同じ車両
- 同じエリア
- 同じ曜日
- 同じ時間帯
- 近い天候
- オンライン時間を基準にする
- 追加報酬を分ける
一人で両社を同時に配達すると条件が崩れます。2週間使い、同じ曜日・時間帯を入れ替えて走る方法が現実的です。
| 比較枠 | 1週目 | 2週目 |
|---|---|---|
| 平日11〜14時 | Uber Eats | Rocket Now |
| 平日18〜21時 | Rocket Now | Uber Eats |
| 休日11〜14時 | Uber Eats | Rocket Now |
| 休日18〜21時 | Rocket Now | Uber Eats |
各回でオンライン時間、完了件数、通常報酬、追加報酬、走行距離、経費を記録します。最高値ではなく複数回の中央値を比べると、偶然の高額案件に左右されにくくなります。
掛け持ちするときの注意点
待機中に両方をオンラインにする場合でも、一方の案件を受けたら他方を停止します。別サービスの注文を同時に抱え、遠回りや遅配を起こす運用は避けてください。
使い分けるなら、次のように単純化します。
- Rocket Nowが高単価・ミッション中なら優先
- Rocket Nowが鳴らなければUber Eatsへ切り替える
- Uber Eatsのクエスト達成が近い日は件数を優先
- 受諾後はもう一方をオフラインにする
よくある質問(FAQ)
Q.Uber EatsとRocket Nowは結局どちらが稼げますか?
A.2026年の公開同条件検証ではRocket Nowが総売上、Uber Eatsが件数で上回った例があります。ただし、地域・時間・追加報酬で変わるため、全国共通の勝者ではありません。
Q.1件単価が高いのはどちらですか?
A.確認した公開検証ではRocket Nowが上でした。ただし公式は両社とも全国共通の平均単価を公表していません。
Q.注文が多いのはどちらですか?
A.公開検証ではUber Eatsの方が注文が安定し、完了件数が多い結果でした。実際の件数はエリアと時間帯で変わります。
Q.両方へ登録できますか?
A.複数サービスへ登録して使い分けることは可能です。ただし、一方を受諾した後は他方を停止し、各社の規約と配達品質を守ってください。
Q.初心者にはどちらが向いていますか?
A.注文の安定性と広い対応エリアを重視するならUber Eats、対象地域で高単価を試したいならRocket Nowが候補です。両方を短時間試すのが確実です。
Q.比較にミッションやクエストを含めますか?
A.実収入には含めますが、通常報酬と分けて記録します。追加報酬なしの時給も計算すると、再現性を判断できます。
まとめ
公開されている2026年の同条件検証では、Rocket Nowが少ない件数で総売上を上回り、Uber Eatsはより多くの件数を完了した例があります。
- 単価とミッションを重視するならRocket Now
- 注文の安定性と件数を重視するならUber Eats
- 対応エリアの広さはUber Eats
- 最終判断はオンライン時間と経費を含む利益時給
1回の高額案件では決めず、同じエリア・曜日・時間帯・車両で複数回記録してください。現実的には、両方へ登録し、その日に条件のよい方へ切り替える方法が収入の波を抑えやすくなります。
これから登録する方は、Uber Eats配達パートナーの始め方とRocket Now配達員の始め方から必要書類と登録手順を確認してください。




