Uber Eatsと出前館はどっちが稼げる?【2026年最新版】同条件で報酬・件数・働きやすさを比較

Uber Eatsと出前館のどちらが稼げるかは、1件の報酬だけでは決まりません。

出前館の方が1件単価は高くても、次の注文まで20分待てば時給は下がります。Uber Eatsの単価が低めでも、短時間の注文を続けて取れれば1時間の売上は上がります。

比較するときに見るべきなのは、「1件いくらか」ではなく、同じエリア・曜日・時間・車両での総報酬、配達件数、オンライン時間、経費です。

この記事では、2026年8月11日時点の公式情報と2025年の配達員272人調査をもとに、Uber Eatsと出前館の報酬制度、稼ぎやすさ、働きやすさを比較します。記事後半では、自分の地域で同条件テストを行う方法も紹介します。

※報酬制度、キャンペーン、アプリ表示、対応エリアは変更される可能性があります。稼働前に各社の公式案内と配達員アプリをご確認ください。

目次

結論|単価は出前館、注文のつながりはUber Eatsが有利になりやすい

先に結論をまとめます。

  • 1件単価を重視するなら、出前館が候補
  • 注文を連続して取りたいなら、Uber Eatsが候補
  • 短時間のピーク稼働では、出前館の高単価案件が有利になる場合がある
  • 長時間の安定稼働では、注文間隔の短いサービスが有利
  • 収入を安定させるなら、両方へ登録して一方の配達中は他方を停止する

外部調査では出前館の平均単価・平均時給がUber Eatsを上回りました。ただし、全国の全配達員に同じ結果が出るわけではありません。

比較項目Uber Eats出前館
報酬体系配達予定時間、件数、交通、需給などを総合して算出基本報酬400円+ブースト
2025年調査の1件平均592円653円
2025年調査の平均時給1,351円1,438円
注文数の傾向調査元は依頼が多く安定しやすいと分析単価は高いが地域・時間で件数差が出ると分析
チップあり公式募集ページでは確認できず
入金週ごとの自動入金。即時現金化機能あり月2回。15日・末日締めから5営業日以内
向いている人注文の連続性・柔軟性を重視する人1件単価・ピークの効率を重視する人

この表の調査値は、2025年1月に株式会社AMOが現役配達員272人へ行ったアンケート結果です。サービス別の回答人数、地域、車両、稼働時間が完全にそろった実験ではないため、「出前館なら必ず時給87円高い」とは判断できません。

Uber Eatsと出前館の報酬制度を比較

Uber Eatsは予定時間・交通状況・需給などで決まる

Uber Eats公式によると、配送料は次の要素を総合して算出されます。

  • 配達に要する予定時間
  • 受取先・配達先の数
  • 交通状況
  • 店舗での待機時間
  • 注文量
  • 稼働中の配達パートナー数

配達リクエストには、予定配送料、推定時間、商品の受取場所と引渡場所が表示されます。推定時間には、リクエストを受けた場所から店舗へ向かう時間や、商品の受け取りにかかる時間も含まれます。

注文者からのチップは予定配送料に含まれず、配達後に加算されます。また、リクエストを拒否しても、通常どおり別のリクエストを受け取ることができ、評価には影響しないと公式FAQで案内されています。

Uber Eatsの報酬目安を詳しく確認したい方は、Uber Eats配達パートナーの報酬・時給・月収をご覧ください。

出前館は基本報酬400円+ブースト

出前館公式では、配達報酬を次のように案内しています。

基本報酬400円+ブースト

ブーストは、配達距離、曜日・時間帯、休日や食事時、天候などを考慮して加算されます。配達員向けキャンペーンによって、追加報酬が発生する場合もあります。

計算の土台が示されている点は分かりやすい一方、ブーストの具体的な算定式や、全国共通の平均時給は公式には公表されていません。

詳しい仕組みや振込日は、出前館配達員の報酬はいくら?1件単価・時給・月収の目安で解説しています。

272人調査では出前館の平均単価・時給が高い

株式会社AMOが2025年3月に公表したアンケートでは、Uber Eatsと出前館の結果は次のとおりでした。

項目Uber Eats出前館
1件あたり平均報酬592円653円出前館が61円高い
平均時給1,351円1,438円出前館が87円高い

調査結果だけを見ると出前館が上です。調査元は、出前館を「1件単価が高い」、Uber Eatsを「単価はやや低いが依頼件数が多く、安定して稼ぎやすい傾向」と分析しています。

ただし、平均値には次の条件差が含まれます。

  • 稼働地域
  • 曜日・時間帯・天候
  • 自転車・バイク・軽自動車の違い
  • オンライン時間の数え方
  • 配達経験と案件選び
  • キャンペーンやチップの有無

したがって、この調査はサービスの傾向を知る参考にはなりますが、自分の地域での勝敗を決める数字ではありません。

「単価×件数」だけでは本当の時給を比較できない

同じ条件で比較するなら、次の4つを計算します。

売上時給 = 総報酬 ÷ オンライン時間

1時間あたり完了件数 = 配達件数 ÷ オンライン時間

1件平均報酬 = 総報酬 ÷ 配達件数

概算利益時給 =(総報酬-変動費)÷ オンライン時間

重要なのは「オンライン時間」を使うことです。注文を受けてから配達を終えるまでの時間だけを使うと、注文待ちや次のエリアへ戻る時間が消えてしまいます。

出前館が有利になる例

出前館で1件700円の案件を1時間に2件完了できれば、売上は1,400円です。Uber Eatsで1件500円を同じ時間に2件なら1,000円なので、出前館が上回ります。

Uber Eatsが有利になる例

出前館で700円の案件を1件完了した後、次の注文まで25分待つ一方、Uber Eatsで500円の短距離案件を1時間に3件完了できれば、Uber Eatsは1,500円です。

このように、平均単価が低くても件数と注文のつながりで逆転します。

配達件数と注文の安定性を比較

両社は公式のエリア別平均依頼件数を公表していません。そのため、「全国でUber Eatsの方が何件多い」と数字で断定することはできません。

一方、272人調査の運営元は、Uber Eatsには依頼件数が多く安定しやすい傾向があると分析しています。実際の注文数は、加盟店数だけでなく、利用者数、配達員数、時間帯、キャンペーン、天候によって変わります。

同じ地域でも、昼はUber Eats、夜は出前館が鳴りやすい場合があります。1日だけで結論を出さず、同じ曜日・時間帯を複数回比較してください。

働きやすさを7項目で比較

項目Uber Eats出前館
シフトなしなし
契約業務委託業務委託
受諾前の判断予定報酬・推定時間・受取/配達場所を確認アプリで加盟店・配達先・予定時刻などを確認
報酬の特徴需給や予定時間など複数要素+チップ基本報酬400円+ブースト
入金頻度原則週1回。即時現金化の選択肢あり月2回
サポート・補償アプリサポート、配達中の賠償・傷害補償制度配達員専用窓口、配達員向け特典・保険案内
掛け持ち可能。ただし各規約と配達品質を守る公式FAQで他社デリバリーとの兼業可

案件を選びやすいのはUber Eats

Uber Eatsは、予定配送料と推定時間、受取場所、配達場所を受諾前に確認できると公式に明記しています。表示時間には店舗までの移動と受取時間も含まれるため、簡易的な時間単価を計算しやすい仕組みです。

ただし、表示はあくまで推定です。店舗待ち、住所不備、建物への入館、配達後の戻り時間まで完全に予測できるわけではありません。

報酬の土台が分かりやすいのは出前館

出前館は基本報酬400円を公式に掲載しています。そこへ距離、時間帯、天候などを考慮したブーストが加わります。

一方、案件の効率は表示報酬だけでは決まりません。出前館配達員で稼ぐコツで解説したとおり、店舗待ち、配達先の方向、次の待機場所まで含めて判断する必要があります。

入金の早さはUber Eats

Uber Eatsは週ごとの自動入金に対応し、対象口座などの条件を満たせば、少額の手数料で即時現金化機能も利用できます。

出前館は毎月15日と末日が締め日で、それぞれ締め日から5営業日以内に入金されます。資金繰りを重視する人にはUber Eatsの方が選択肢が多いといえます。

車両別にどちらが向いている?

自転車は注文密度を優先する

自転車は長距離で体力と時間を使うため、単価より短距離案件の連続性が重要です。Uber Eatsと出前館のどちらでも、店舗と住宅が密集する地域で1時間の完了件数を比較します。

バイクは高単価と空走距離を比較する

バイクは広い範囲をカバーできますが、ガソリン代と整備費が発生します。出前館の高単価案件が遠方へ向かう場合、配達後の戻り時間まで含めてください。Uber Eatsで短距離を続ける場合も、低単価案件が多ければ件数を増やしても利益が残らないことがあります。

軽自動車は駐車・渋滞・燃料費を含める

軽自動車は天候や積載に強い一方、駐車と渋滞の影響を受けます。両社とも売上だけでなく、走行距離、燃料代、駐車費を差し引いた利益時給で比較しましょう。

配達にかかる費用は、Uber Eats配達パートナーの経費になるもの一覧で確認できます。

同条件で比較するための7日間テスト

自分のエリアで比較するときは、次の条件をそろえます。

  • 同じ車両
  • 同じエリア
  • 同じ曜日
  • 同じ時間帯
  • 同程度の天候
  • キャンペーン込み・なしを分ける
  • オンライン開始から終了まで記録する

完全に同じ条件を一日で再現することはできません。そこで2週間使い、1週目と2週目の同じ曜日・時間を組み合わせます。

比較枠1週目2週目
月曜11〜14時Uber Eats出前館
水曜18〜21時出前館Uber Eats
土曜11〜14時Uber Eats出前館
日曜18〜21時出前館Uber Eats

各稼働では、オンライン時間、配達件数、通常報酬、キャンペーン、チップ、走行距離、燃料・充電・駐車費を記録します。その数字から売上時給と概算利益時給を計算し、Uber Eatsと出前館を比較してください。

1回の最高時給ではなく、複数回の中央値を比べると、偶然の高額案件に影響されにくくなります。

結局は両方を使い分けるのが現実的

Uber Eatsと出前館のどちらか一方へ絞る必要はありません。出前館公式は、他社デリバリーサービスとの兼業が可能と案内しています。

ただし、両方の注文を同時に抱えて遅配させる運用は避けてください。待機中は両方を確認しても、一方の案件を受けたら他方を停止するのが基本です。

使い分けの例は次のとおりです。

  • ピーク中は、その時点で時間単価の高い案件を選ぶ
  • 閑散時間は、注文がつながるサービスを中心にする
  • 雨天や休日は、ブースト・キャンペーンを比較する
  • 週の目標件数がある場合は、達成報酬を含めて計算する

重要なのは、アプリ名ではなく「オンライン時間1時間あたり、経費を引いていくら残ったか」です。

よくある質問(FAQ)

Q.Uber Eatsと出前館は、結局どちらが稼げますか?

A.2025年の272人調査では、1件平均報酬と平均時給の両方で出前館が上でした。ただし、Uber Eatsは注文の連続性で有利になる地域があります。同じ車両・エリア・曜日・時間帯で実測しないと、自分にとっての結論は出せません。


Q.1件単価が高い出前館を選べばよいですか?

A.単価だけでは決まりません。注文待ち、店舗待ち、配達後の空走が長いと、1時間の売上は下がります。


Q.初心者にはどちらが向いていますか?

A.受諾前に予定報酬と推定時間を比べたい人はUber Eats、基本報酬の土台が明示された仕組みを重視する人は出前館が候補です。実際には地域の注文数も重要なので、両方へ登録して短時間試す方法が確実です。


Q.Uber Eatsと出前館を同時にオンラインにできますか?

A.掛け持ちは可能ですが、複数の注文を無理に同時配達してはいけません。一方を受諾したら他方を停止し、各サービスの最新規約と配達品質を守ってください。


Q.報酬の入金が早いのはどちらですか?

A.Uber Eatsは週ごとの自動入金に加え、条件を満たせば即時現金化機能があります。出前館は15日・末日締めで、各締め日から5営業日以内です。


Q.同条件比較ではキャンペーンを含めますか?

A.通常報酬とキャンペーン報酬を分けて記録してください。キャンペーン込みの総収入と、キャンペーンなしでも再現できる時給の両方を比較します。

まとめ

2025年の272人調査では、出前館が1件653円・平均時給1,438円、Uber Eatsが1件592円・平均時給1,351円でした。この結果だけなら出前館が上です。

ただし、実際の時給は単価だけでなく、1時間の配達件数と注文待ちで変わります。Uber Eatsは注文が続く地域で逆転する可能性があり、出前館は高単価案件を連続して取れる時間に強みがあります。

両方へ登録し、同じエリア・曜日・時間・車両で、売上時給と概算利益時給を比較してください。最高記録ではなく複数回の中央値を使えば、自分の地域で再現しやすいサービスが見えてきます。

Uber Eatsから始める方はUber Eats配達パートナーの始め方、出前館から始める方は出前館配達員の始め方をご覧ください。

参考資料

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

デリスタ編集部は、Uber Eats・出前館・Woltなどの配達サービスに関する情報を発信する専門メディアです。
実際の配達経験や公式情報をもとに、初心者にも分かりやすく正確な情報をお届けしています。

目次